パーソナルジムのLINE構築設計図とは?体験予約・来店率・入会率を高める導線設計を解説

 

パーソナルジムの集客では、ホームページや広告、SNSから体験予約につなげる施策が一般的です。

しかし、実際には次のような課題を抱えているジムも少なくありません。

 

  • 「体験予約は入るが、当日来ない人がいる」
  • 「ジムの場所が分かりにくく、来店前に迷ってしまう」
  • 「予約管理を個別対応で行っていて、管理が大変」
  • 「体験後に入会しなかった人へフォローできていない」
  • 「既存会員へのフォローや継続施策が不十分」

 

こうした課題を解決する手段のひとつが、LINE公式アカウントやLステップを活用したLINE構築です。

 

ただし、LINEを導入すれば自動的に成果が出るわけではありません。

大切なのは、パーソナルジムの集客導線や顧客心理に合わせて、LINEの役割を設計することです。

 

本記事では、パーソナルジム向けのLINE構築設計図を作る際に考えるべきポイントを解説します。


動画でも解説しています↓
【完全感覚】たった20分でパーソナルジムのLINE構築設計図作ってみた【Lステップ】

 

【この記事を書いた人】 株式会社BALSA メディア編集部 Lステップ正規代理店として、累計100社以上の企業、300以上のLINE公式アカウントの導入・運用を支援。その実績に基づく“現場で使える情報”を発信しています。

 

パーソナルジムがLINEを活用すべき理由

パーソナルジムのビジネスでは、LINEが活用できる場面が多くあります。

パーソナルジムでLINEアカウントを使用する場合、LINEの設計イメージは以下の通りです。

 


活用のメリット1:体験予約までの流れが作りやすい

SNSや広告、ホームページからLINEに登録してもらい、体験予約へ誘導する流れを作ることで、問い合わせや予約につなげやすくなります。

 

活用のメリット2:体験予約後の来店率の向上が期待できる

予約完了後にリマインド配信や道順案内を送ることで、当日のドタキャンや迷子による離脱を防ぎやすくなります。

 

活用のメリット3:体験後の入会率改善が期待できる

体験に来たものの入会しなかった人に対して、後日フォロー配信やキャンペーン案内を送ることで、再来店や入会につなげることができます。

 

つまり、LINEは単なる連絡ツールではなく、集客・予約・来店・入会・継続までをつなぐマーケティング導線として活用できます。

 

LINE構築前に確認すべき数字

パーソナルジムのLINE構築を行う前に、まず把握すべきなのが現在の数字です。

 

LINEを作る前に、以下のような数値を確認する必要があります。

 

  • 月間の問い合わせ数
  • 体験予約数
  • 実際の来店数
  • 入会数
  • 体験後の入会率
  • ドタキャン数
  • LINE登録者数
  • LINE登録後の問い合わせ率
  • 広告費
  • 流入媒体ごとの登録数

 

たとえば、月に100人がLINE登録していて、そのうち10人が体験予約をしているとします。

 

さらに、その10人のうち9人が入会しているのであれば、課題は入会率ではなくLINE登録者数や体験予約数にあると考えられます。

 

一方で、10人が体験に来ているのに1人しか入会していないのであれば、課題は体験後のフォローや入会導線にある可能性が高いです。

このように、数字を見ずにLINEを作ってしまうと、改善すべきポイントを間違えてしまいます。

LINE構築では、まず現状のボトルネックを見極めることが重要です。

 

集客導線を整理する

次に確認すべきなのが、LINE登録前の集客導線です。

 

パーソナルジムの場合、主な流入経路としては次のようなものがあります。


 

  • どの媒体から、どれくらいの人がLINEに登録しているのか
  • どの媒体から来た人が体験予約につながりやすいのか
  • どの導線で離脱が起きているのか

 

これらを整理することで、LINEで改善すべきポイントが見えてきます。

場合によっては、LINEの中身を作る前に、ホームページやLPのCTAを改善した方がよいこともあります。

 

たとえば、ホームページ上の「体験予約はこちら」のボタンが分かりにくい場合、LINEを構築する以前に、ページ内の導線改善が必要です。

 

LINE構築はあくまで成果を上げるための手段です。
そのため、LINEだけを見ずに、登録前の集客導線まで含めて設計することが大切です。

 

パーソナルジムのLINE設計で作るべき導線

パーソナルジムのLINE構築では、大きく分けて次の導線を設計します。

1. LINE登録から体験予約までの導線

まず設計すべきなのが、LINE登録後に体験予約へつなげる導線です。

LINE登録者の中には、すぐに体験予約をしたい人もいれば、まだ情報収集段階の人もいます。

 

そのため、登録直後にいきなり申し込みを促すだけではなく、ユーザーの温度感に応じた配信を設計する必要があります。

 

 

たとえば、すぐに申し込みたい人には、体験予約はこちら、といった分かりやすい導線を用意します。

 

一方で、まだ検討段階の人には、ジムの特徴やビフォーアフター情報、料金プランなどの配信を届けることで、不安を解消しながら体験予約へつなげます。

 

特にパーソナルジムは、入会前に本当に自分に合うのか、無理なく続けられるのか、トレーナーは信頼できるのかといった不安を持たれやすい業種です。

 

そのため、LINE上で信頼形成を行うことが重要です。

 

2. 体験予約後のリマインド導線

体験予約が入った後は、来店率を高めるためのリマインド配信を設計します。

 

↑実際に使用しているシュミレーションゴルフの予約前日のリマインドメッセージ

 

シュミレーションゴルフにおける導入事例の詳細はこちらから

 

 

パーソナルジムでは、予約はしたものの当日来ない、いわゆるドタキャンが課題になることがあります。

 

そこでLINEを使って、

 

  • 予約完了直後の確認メッセージ
  • 前日のリマインド
  • 当日のリマインド
  • 持ち物案内
  • 到着までの道順案内

 

を自動で送る導線を作ります。

 

特に、ジムの場所が分かりにくい場合は、道順案内が重要です。

駅からの道順を画像で説明したり、動画で案内したりすることで、来店前の不安を減らすことができます。


↑実際に配信している道案内メッセージ(内科クリニック)

 

内科クリニックの導入事例の詳細はこちらから

 

 

電車・車・バスなど、来店手段ごとに案内を分けるのも有効です。


たとえば、LINE上で、

 

  • 「電車でお越しの方」
  • 「車でお越しの方」
  • 「バスでお越しの方」

 

というボタンを用意し、それぞれに合ったルート案内を送ることもできます。

 

3. 体験後の入会フォロー導線

体験に来た人がその場で入会しなかった場合、そのまま放置してしまうのは非常にもったいない状態です。

パーソナルジムの場合、体験後すぐに入会を決める人もいれば、一度持ち帰って検討する人もいます。

そのため、体験後のフォロー配信を設計しておくことが重要です。


 

体験直後は興味関心が高い状態です。
このタイミングで適切なフォローができれば、入会率を高められる可能性があります。

 

 

 

逆に、体験後に何も連絡しなければ、ユーザーの熱量は下がってしまいます。

LINEを活用することで、体験後の見込み客を継続的にフォローできるようになります。

 

4. 入会しなかった人への別オファー導線

体験後に入会しなかった人すべてが、完全に興味を失ったわけではありません。

 

  • 今は通う時間がない
  • 料金面で悩んでいる
  • 場所が少し遠い
  • もう少し自分で頑張ってみたい

 

といった理由で、入会を保留しているケースもあります。

 

その場合、ジムへの入会以外の選択肢を用意することも有効です。

 

たとえば、

 

  • オンラインダイエットプログラム
  • 食事管理プラン
  • 自宅トレーニング教材
  • プロテインやサプリメント
  • オリジナルアパレル
  • 月1回のメンテナンスプラン

 

などです。

 

店舗に来ない人にも、LINE上で別商品を提案できれば、顧客との接点を維持できます。

 

パーソナルジムのLINE活用は、体験予約や入会だけでなく、LTVを高める施策にもつなげることができます。

 

登録者を増やすためのLINE特典設計

LINE登録者が少ない場合は、登録特典の設計も重要です。

ただし、何でもプレゼントすればいいわけではありません。

 

大切なのは、入会や体験予約につながる見込み客が登録したくなる特典にすることです。

 

たとえば、パーソナルジムでは次のような特典が考えられます。

 

  • ダイエット診断
  • 自分に合ったトレーニング診断
  • 食事改善チェックリスト
  • 体型別トレーニングメニュー
  • 7日間の自宅トレーニングPDF
  • 無料カウンセリング特典
  • 体験料金割引クーポン

 

特に診断コンテンツは、LINE登録のフックとして活用しやすい施策です。

 

↑パーソナルジムELEMENT様で実際に使用されているトレーニングメニュー診断

 

パーソナルジムの導入事例の詳細はこちらぁら

 

 

たとえば、年齢、性別、現在の運動量、なりたい体型、悩みなどを回答してもらい、その結果に応じておすすめのトレーニングや食事改善方法を案内します。

 

 

ただし注意すべきなのは、登録特典と最終的なオファーのズレです。

 

たとえば、ダイエット目的の人を集めたいのに、筋肉増量向けの特典を配ってしまうと、登録者の属性と入会してほしい顧客像がズレてしまいます。

 

LINE登録特典は、最終的な成約から逆算して設計する必要があります。

 

リッチメニューで見せるべき内容

パーソナルジムのLINEでは、リッチメニューも重要な役割を持ちます。

 

↑パーソナルジムで実際に使用されているリッチメニュー

 

リッチメニューには、ユーザーが知りたい情報や行動しやすい導線を配置します。
体験予約のボタンはもちろん、料金プランやトレーナー紹介、よくある質問を必ず、配置します。

 

特に、ビフォーアフターやお客様の声は、パーソナルジムの信頼形成に効果的です。

 

ユーザーは、入会前に本当に変われるのかを知りたいと考えています。
そのため、実際の成果や利用者の声を見せることで、申し込みへの不安を減らすことができます。

 

ただし、リッチメニューに情報を詰め込みすぎると、かえって分かりにくくなります。
ユーザーに取ってほしい行動を明確にしたうえで、必要なメニューだけを配置することが大切です。

既存会員向けにもLINEは活用できる

LINEは新規集客だけでなく、既存会員のフォローにも活用できます。

 

たとえば、以下のような施策が考えられます。

 

  • 次回予約の案内
  • 予約リマインド
  • 食事管理の案内
  • 自宅トレーニングメニューの配信
  • トレーニング習慣化のサポート
  • 回数券の残数通知
  • 更新時期の案内
  • 休会・退会後の再来店促進
  • 物販商品の案内

 

特に、食事管理や自宅トレーニングのサポートは、会員満足度を高める施策として有効です。

 

毎週決まったタイミングでトレーニングメニューを配信したり、食事管理のポイントを送ったりすることで、会員が自走しやすくなります。

 

また、回数券を販売しているジムであれば、残り回数が少なくなったタイミングで更新案内を送ることもできます。

 

これにより、更新漏れや離脱を防ぎやすくなります。

 

パーソナルジムのLINE構築で重要な考え方

パーソナルジムのLINE構築で最も重要なのは、目的に合わせて設計することです。

 

  • 新規集客を増やしたいのか。
  • 体験予約率を上げたいのか。
  • 来店率を改善したいのか。
  • 体験後の入会率を上げたいのか。
  • 既存会員の継続率を高めたいのか。
  • 客単価を上げたいのか。

 

目的によって、作るべきLINEの導線は変わります。

 

そのため、いきなり配信やリッチメニューを作り始めるのではなく、まずは現状の数字と課題を整理することが必要です。

 

そして、どのボトルネックをLINEで改善するのかを決めたうえで、導線を設計していきます。

 

パーソナルジムのLINEは、初回体験前後のフォローが重要

パーソナルジムにおけるLINE活用は、単なる情報配信ではありません。

 

LINEを活用することで、下記のような幅広い施策を実施できます。

 

  • LINE登録から体験予約への誘導
  • 予約後のリマインド
  • 道順案内による来店率改善
  • 体験後の入会フォロー
  • 入会しなかった人への再アプローチ
  • 既存会員の継続支援
  • 回数券更新や物販によるLTV向上

 

ただし、成果を出すには、LINEを作る前の設計が重要です。

 

まずは、問い合わせ数体験数入会数入会率ドタキャン数などの現状数値を把握する。
そのうえで、どこに課題があるのかを見極め、LINEで改善すべき導線を設計する。

 

この順番で進めることで、パーソナルジムのLINEは、集客から入会、継続までを支える強力なマーケティングツールになります。

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