オンラインサロンのLINE構築設計図とは?会員数アップ・退会率改善・情報整理に活用する方法

 

オンラインサロンを運営していると、次のような課題に直面することがあります。

 

  • 「新規会員数をもっと伸ばしたい」
  • 「サロンメンバーと非会員を分けて管理したい」
  • 「情報やコンテンツが散らばっていて、見てもらえない」
  • 「入会後1ヶ月目の退会率が高い」
  • 「大事なメッセージをしっかり届けたい」
  • 「問い合わせ対応が増えて運営側の負担が大きい」

 

オンラインサロンは、入会してもらうことも大切ですが、それ以上に重要なのが 入会後の体験設計 です。

 

せっかく入会しても、使い方がわからない、どこを見ればいいかわからない、情報にたどり着けないという状態では、早期退会につながりやすくなります。

 

そこで活用できるのが、LINE公式アカウントやLステップです。

 

LINEを活用することで、新規会員の獲得だけでなく、会員・非会員の管理、コンテンツ案内、継続率改善、問い合わせ削減まで設計できます。

 

本記事では、オンラインサロンにおけるLINE構築設計の考え方を解説します。

 

動画でも詳しく紹介しています。
【神業】たった10分でオンラインサロンのLINE構築設計図作ってみた

オンラインサロンでLINEを活用すべき理由

オンラインサロンは、コンテンツやコミュニティの価値を継続的に届けるビジネスです。

しかし、サロンの価値が十分に伝わっていないと、入会前のユーザーは、

 

  • 「何ができるサロンなのかわからない」
  • 「月額料金を払う価値があるのかわからない」
  • 「中でどんな活動をしているのか見えない」
  • 「入っても使いこなせるか不安」

 

と感じてしまいます。

 

また、入会後も、

 

  • 「どこを見ればいいかわからない」
  • 「コンテンツが多すぎて迷う」
  • 「イベント情報を見逃す」
  • 「質問先がわからない」
  • 「入会したけど活用できていない」

という状態になると、退会につながりやすくなります。

LINEを活用すれば、こうした課題に対して、入会前から入会後まで一貫した導線を作ることができます。

新規会員数を伸ばすLINE設計

オンラインサロンでLINEアカウントを使用する場合、LINEの設計イメージは以下の通りです。

 

オンラインサロンの新規会員数を伸ばすには、まずサロンの価値を伝える必要がありますが、商品やサービスのように価値が一目で伝わりにくい場合があります。

 

特に、インフルエンサーや専門家が運営するサロンでは、フォロワーは多くても、

 

  • 「サロンに入ると何が得られるのか」
  • 「どんな人が参加しているのか」
  • 「どんなコンテンツがあるのか」
  • 「自分に必要な場所なのか」

 

が伝わっていないケースがあります。

そこでLINEのステップ配信を活用します。

たとえば、LINE登録後に、

 

  • サロンのコンセプト
  • 参加するメリット
  • 会員限定コンテンツの紹介
  • サロン内イベントの様子
  • メンバーの声
  • 入会後に得られる変化
  • よくある質問
  • 入会案内

 

を順番に届けます。

 

いきなり入会を促すのではなく、サロンの魅力や活用イメージを段階的に伝えることで、入会への心理的ハードルを下げることができます。

サロンメンバーと非会員を分けて管理する

オンラインサロンでLINEを活用する際に重要なのが、会員と非会員を分けて管理することです。

 

リッチメニューで非会員と会員を分けることも可能です。

 

実際に弊社で運用している会員制サロンのリッチメニュー

 

オンラインサロンの会員と非会員では、届けるべき情報が異なります。

非会員には、サロンの魅力や入会案内を届ける必要があります。

一方で、

会員には、イベント情報、コンテンツ更新情報、使い方案内、継続サポートなどを届ける必要があります。

 

この2つを分けずに同じ配信をしてしまうと、情報が混在し、ユーザー体験が悪くなります。

 

会員制サロンへのLINE導入事例の詳細はこちらから

 

アンケートで会員・非会員を分ける方法

ひとつの方法は、LINE登録時にアンケートで会員かどうかを確認することです。

 

たとえば、

 

「現在オンラインサロンに参加していますか?」

 

という質問を用意し、

 

  • 参加している
  • まだ参加していない
  • 過去に参加していた

 

といった選択肢で分けます。

 

これにより、会員には会員向け情報、非会員には入会案内を送ることができます。

 

ただし、この方法はユーザーの自己申告に依存します。

非会員が誤って「会員」と回答する可能性もあるため、正確性には限界があります。

 

決済後に会員タグを付ける方法

より正確に管理するには、入会決済後にLINEへ戻る導線を作り、そこで会員タグを付与する方法があります。

 

たとえば、サロン入会の決済完了後に、LINEへリダイレクトさせます。

 

そのタイミングで、

「この人は入会済み」

というタグを付けることで、会員として管理できます。

 

逆に、そのタグが付いていない人は非会員として扱うことができます。

 

この仕組みを作れば、会員・非会員を正確に分けやすくなります。

ただし、実装できるかどうかは、利用している決済システムや会員管理ツールによって異なります。

 

情報やコンテンツをLINEに集約する

オンラインサロンでは、情報が散らばりやすいという課題があります。

 

たとえば、FacebookグループやDiscord、専用サイト、Google Drive、LINEなど、複数の場所に情報が分散しているケースがあります。

 

情報が多いこと自体は悪くありません。

 

しかし、会員がどこを見ればいいかわからない状態になると、コンテンツを活用できず、満足度が下がってしまいます。

 

そこで、LINEのリッチメニューを情報の入口として活用します。

リッチメニューをサロンの入口にする

LINEのリッチメニューには、サロン内でよく使う導線をまとめることができます。

 

たとえば、会員向けには、

 

  • 最新のお知らせ
  • コンテンツ一覧
  • イベント情報
  • 学習ページ
  • Zoomリンク
  • 会員限定動画
  • Q&A
  • お問い合わせ
  • コミュニティ参加リンク

 

などを配置します。

 


↑実際に経営者コミュニティサロンのLINEで利用しているリッチメニュー(会員様用)

 

LINEを開けば、必要な情報にすぐアクセスできる状態を作ることで、会員の迷いを減らせます。

 

 

非会員向けには、

 

  • サロン紹介
  • 会員の声
  • 無料コンテンツ
  • 活動レポート
  • 入会案内
  • よくある質問

 

などを配置します。

 

 

↑実際に経営者コミュニティサロンのLINEで利用しているリッチメニュー(非会員様用)

 

このように、会員と非会員でリッチメニューを切り分けることで、それぞれに必要な情報を届けやすくなります。

入会後1ヶ月目の退会率を改善する

オンラインサロンで特に多い課題が、入会後1ヶ月目の退会率です。

 

入会直後は期待値が高い一方で、使い方がわからなかったり、最初の行動ができなかったりすると、すぐに熱量が下がってしまいます。

 


この課題に対しては、LINEで入会直後のオンボーディング導線を作ることが有効です。

入会直後に「サロンの使い方」を送る

入会後すぐに、LINEでサロンの使い方を案内します。

 

このメッセージはイメージです。

 

 

LPのようなガイドページを用意し、LINEから送るのも有効です。

 

このガイドでは、

 

  • どこからコンテンツを見るのか
  • イベント情報はどこで確認するのか
  • 質問はどこですればいいのか
  • どの順番で学べばいいのか
  • LINEからどんな情報が届くのか

 

をわかりやすく伝えます。

 

入会直後の迷いを減らすことで、初月退会を防ぎやすくなります。

 

入会後30日間のフォロー配信を設計する

入会直後の1ヶ月は、会員の定着にとって非常に重要な期間です。

 

そこで、入会から30日間、自動でフォロー配信を送る設計が有効です。

 


初日〜1週間など、入会後初めの時期には、押さえておくべきコンテンツや、オンラインサロンの活用方法、イベントの参加方法をメッセージ配信します。

 

 

その後は、オンラインサロンの活用方法や会員の成功事例などを配信メッセージで紹介します。

特に30日目には、アンケートを送るのがおすすめです。

 

 

多くのサロンでは、退会率は把握していても、なぜ退会しているのかまでは把握できていません。

 

LINEで定期的に声を集めることで、退会防止策を具体的に考えやすくなります。

 

3ヶ月・6ヶ月会員のマンネリ化を防ぐ

オンラインサロンでは、入会直後だけでなく、3ヶ月目、6ヶ月目以降のマンネリ化も課題になります。

 

最初は熱量が高くても、時間が経つにつれてコンテンツを見なくなったり、イベントに参加しなくなったりすることがあります。

 

このような場合は、継続期間に応じた配信や特典を設計します。

 

初めの3ヶ月は、成功事例の紹介やサロンの活用状況などを配信するのもいいでしょう。

 

上記のメッセージはイメージです。

 

3ヶ月以上継続している長期会員は、モチベーションも落ちてきてしまう時期です。

 

オフライン交流会や限定イベントなど、新しい体験や特別感を用意することで、マンネリ化を防ぎやすくなります。

 

大事なメッセージをLINEで届ける

オンラインサロンでは、重要なお知らせを見逃されることがあります。

 

たとえば、

 

  • イベント開催案内
  • Zoomリンク
  • 新コンテンツ公開
  • 課題提出期限
  • オフ会情報
  • 重要なルール変更
  • 限定募集案内

などです。

 

メールやFacebookグループだけでは、見逃されてしまうこともあります。

 

そこで、重要なメッセージはLINEから届ける設計にします。そのためには普段から、重要な情報はLINEで届く、という文化を作ることが重要です。

 

LINEがただの宣伝配信ばかりだと、見てもらえなくなります。

 

↑実際にLINEから配信しているイベント情報

 

 

必要な情報が適切なタイミングで届く状態を作れば、LINEはオンラインサロンの重要な連絡手段になります。

 

コンテンツが多いサロンでは学習導線を作る

学習系のオンラインサロンでは、コンテンツが多すぎることが逆に課題になる場合があります。

 

動画、講義、資料、過去アーカイブ、ライブ配信、課題などが大量にあると、会員はどこから見ればいいかわからなくなります。

 

その場合、LINEで学習導線を作ることが有効です。

 

たとえば、

 

  • 初心者向けコース
  • 中級者向けコース
  • 目的別コース
  • スキル別コース
  • 30日間学習プログラム
  • 毎週のおすすめコンテンツ配信

などです。

 

また、最初に診断を行い、会員に合った学習ルートを提案する方法もあります。

 


たとえば、「あなたに合った学習コース診断」を用意し、回答内容に応じて学習コースを提示します。

 

上記のコース診断はイメージです。

 

コンテンツが多いほど、会員に自由に選ばせるのではなく、進むべき道を示す設計が重要です。

 

問い合わせ対応を減らすLINE設計

オンラインサロンでは、入会後に同じような質問が何度も届くことがあります。

たとえば、

 

  • 「ログイン方法がわかりません」
  • 「Zoomリンクはどこですか?」
  • 「過去動画はどこで見られますか?」
  • 「退会方法を教えてください」
  • 「イベント参加方法がわかりません」
  • 「質問はどこに送ればいいですか?」

 

こうした問い合わせが増えると、運営側の負担が大きくなります。

 

そこでLINEのリッチメニューにQ&Aを設置します。

 

 

よくある質問をまとめておき、会員が自分で解決できる状態を作ります。

 

たとえば、

 

  • ログインについて
  • 支払いについて
  • コンテンツの見方
  • イベント参加方法
  • 退会・休会について
  • お問い合わせ方法

 

を整理しておきます。

 

さらに、Q&Aで解決しなかった場合のみ、お問い合わせフォームへ進む導線にすれば、問い合わせ数を減らしながら、必要なサポートは提供できます。

オンラインサロンのLINE設計で重要な考え方

オンラインサロンのLINE構築では、次の3つが重要です。

重要ポイント1:入会前と入会後で役割を分けること

入会前は、サロンの価値を伝え、入会意欲を高める配信が必要です。

入会後は、使い方案内、コンテンツ誘導、イベント告知、継続サポートが重要になります。

 

 

重要ポイント2:会員・非会員を正しく分けること

会員には会員向け情報を届け、非会員には入会に向けた情報を届ける、この切り分けができると、LINEの使い勝手が大きく向上します。

 

 

重要ポイント3:入会後1ヶ月目の体験を丁寧に設計すること

入会直後に迷わせないことが、初月退会率の改善につながります。

 

オンラインサロンのLINE活用は、入会後の体験設計が重要

オンラインサロンにおけるLINE活用は、新規会員獲得だけではありません。

オンラインサロンは、入会してもらうだけではなく、入会後に価値を感じ続けてもらうことが重要です。

 

そのためには、情報を届ける順番、コンテンツへの導線、会員ごとの状態に合わせた配信を設計する必要があります。

 

LINEをうまく活用すれば、オンラインサロンの会員数アップ、退会率改善、運営効率化を同時に実現することができます。

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