
LINE公式アカウントを作ってみたけれど、何を配信すればいいかわからない
メッセージを送っても、ブロックされるばかりで売上につながらない
こうした悩みをお持ちではありませんか?
実際多くの企業や店舗が、お知らせツールとしてメッセージ配信に使用しています。
しかしうまく活用できずにいると、配信料金のコストが増えるだけでなく、本来得られるはずの売上を逃してしまうリスクもあります。
そこで本記事では、300アカウント以上の構築・運用実績に基づく、LINE運用のプロの視点から、外部の連携ツールを使用せず、LINE公式アカウントだけでできること13選をご紹介します。
いますぐ設定できる機能も多いので、ぜひ試してみてください。
この記事を読み終える頃には、あなたのLINEアカウントの具体的な活用方法が明確になっているはずです。
動画での詳しい紹介はこちらから
目次
はじめに:LINE公式アカウントとは?

LINE公式アカウントとは、企業や店舗がユーザーと直接コミュニケーションを取るためのビジネス用アカウントです。
メールマガジンの開封率が30%以下に低下しているのと比較し、LINEは開封率60%以上(※1)と極めて高く、現代のWebマーケティングにおいて必須のインフラとなっています。
参照※1:https://linestep.jp/lp/01/comparison.html
LINE公式アカウントでできること13選
各機能の役割と、成果を出すポイントを具体的な活用例とともに紹介します。
1. メッセージ配信
友だち登録者へダイレクトに届ける基本機能です。全員に一斉送信できるだけでなく、性別、年齢、居住地、OSなどの属性で、絞り込み配信が可能です。
東京都の20代女性だけに限定キャンペーンの案内を送るなど、ターゲットを絞ることで、配信コストを抑えつつブロック率低下に繋げます。

たこ焼き屋えでん様メッセージ配信
2. ステップ配信
友だち追加などのアクションを起点に、決まった順番でメッセージを自動送信します。
登録1日目:挨拶、3日目:お悩み解決、5日目:商品紹介とシナリオを組めます。
また配信するユーザーの性別や年代を絞って効率的に配信することも可能です。
美容室を例に挙げると、来店した30代女性に対し、
来店から3日後にカラーリングしたヘアのお手入れ方法、
20日後にトリートメントのご紹介、
25日後に再来店を促す次回カラーリングメニューの10%オフクーポンを配信、
などステップ配信を組むことで、コストを抑えつつ届けたい人に合わせた適切な配信ができます。

ステップ配信のイメージ:登録日を起点にしたステップ配信例
→ターゲットに合わせて、メッセージの内容やタイミングを分けることができる。
3. LINE VOOM
LINE版のショート動画・画像投稿プラットフォームです。 友だち以外にも表示されるため、SNSのように拡散ができます。
店舗の雰囲気や、商品のこだわりについて15〜30秒の動画で投稿し、追加の広告費をかけずに、新規の友だちを増やす入り口として機能します。

ソフトバンク Voom投稿
4. チャット機能
ユーザーと1対1で、個別のメッセージ交換ができる機能です。 画像、動画、ボイスメッセージも送受信でき、カスタマーサポートに最適です。
この商品は私に合いますか?といった個別相談への回答を行い、1対1の密なコミュニケーションに繋げ、LTV(顧客生涯価値)を高めます。

Pruth+(プルース)公式様のチャット画面
→一斉配信だけでなく、個別で返信することが可能です。
5. 自動応答メッセージ
ユーザーからのメッセージに対し、システムが即座に自動返信します。
キーワード応答では、営業時間や店舗住所などのよくある質問に回答を登録しておくと、いつでも自動で返信ができます。

たこ焼き屋えでん様の自動応答メッセージ 例です。
リッチメニュー内にある『メニュー』をタップ
↓
タップすると自動で「えでんについて知る」のキーワードが送信される
↓
送信されたキーワードに反応して、自動応答が起動
↓
登録しておいた『お品書き』のメニューが配信される
また、深夜のお問い合わせに対し
『ただいま営業時間外です、明日10時以降に返信します。』などと返信設定をしておくと、24時間体制の一次対応が可能になり、機会損失を防ぐことに繋がります。
6. リッチメッセージ
トーク画面いっぱいに画像を表示し、リンクを埋め込める機能です。 テキストのみの配信に比べ、視覚的なインパクトが強く簡潔に情報が伝えられるため、クリック率の向上が期待できます。

スターバックス リッチメッセージの配信
新商品の写真を大きく見せ、タップするとそのまま自社ホームページへと移動させることが可能です。
LINE内だけで、読んでもらうだけではなく、他の商品との組み合わせや時間限定のセット価格を表示し、認知度をあげ、来店の動機付けに繋げます。
7. カードタイプメッセージ
カードタイプメッセージは、複数の画像をスライド形式(カルーセル)で配信できる機能です。一度に多くの商品や情報を伝えたい時に適しています。

stan(スタン)様のカードタイプメッセージ活用例
→リッチメッセージと同様、タップすることで自社サイトや特典ページなどへ誘導できます。
8. リッチメニュー
トーク画面下部に固定されるタイル状のメニューボタンです。予約、アクセス、HP、最新キャンペーンなど、最大6枚のパネルを常設できます。

たこ焼きえでん様 リッチメニュー
飲食店のメニュー表や、ジムの予約カレンダーを1タップで表示。
Webサイトで店舗情報やアカウント情報を探す手間を省き、ユーザーのちょっとした疑問をLINE内で解決できます。
9.分析機能
配信の開封率、クリック数、ブロック数の推移などを数値化する機能です。どのメッセージが喜ばれ、どのメッセージでブロックされたかが一目でわかります。合わせてLINE VOOM投稿の閲覧数の確認も可能です。
AとBのクーポン、どちらがより多くクリックされたかを比較し、データに基づいた改善を繰り返すことで運用の精度向上に役立ちます。

10. クーポン
店舗やECで使えるデジタル割引券を作成・配布できます。1回限り、期間内なら何度でも、抽選機能など、柔軟な設定が可能です。
店舗の場合は、雨の日限定クーポンや平日のランチ利用クーポンなど、客足が落ちる日や時間帯の来店数確保に繋げます。
ECでは初回利用の動機づけとしての初回10%オフクーポンなど配信すると、リスト収集に役立ちます。

KANEBOが発行するショップクーポン
→新商品のクリームサンプルのクーポンを発行し、
店舗へ来店いただく/新しい商品を試してもらう動機づけにしている。
11. ショップカード
スマホ内でポイントを貯められるデジタルスタンプカードです。紙のカードと違い、紛失の心配がなく、設定した数のポイントが貯まると自動で特典を付与できます。
5回通えば1回無料といった再来店施策を低コストで実現でき、カードを所持しているユーザーはブロックしにくくなるため、長期的な接点を維持できます。

美容室などのショップカード
→来店時にポイントを付与し、10回の来店で特典をプレゼント
12. ビジネスプロフィール
ビジネスプロフィールは、友だち追加時に表示されるアカウントの顔となる画面です。
紹介文や基本情報を掲載することができ、Webサイトのトップページのような役割を担います。
- 店舗やサービスに関する紹介文
- 基本情報:営業時間/電話番号
- 住所/地図情報
- 公式ホームページのURL
ユーザーが最初に目にする場所であるため、正確な情報を記載し、信頼感を与えることが重要です。

MARLMARL大阪ルクア イーレ店のビジネスプロフィール
13. 投票・アンケート
LINEのトーク画面でアンケートや投票を実施し、ユーザーの意見を集める機能です。自由回答や選択式など、手軽にマーケティングリサーチが行えます。

アンケート作成イメージ
魚料理と肉料理のどちらがお好きですか?などと質問し、需要の高い方を季節のメニューに採用するなど、ユーザーのニーズを正確に把握し、商品開発に活かすことが可能です。
またユーザー側も新メニューにアンケート結果が反映されると、より信頼や親しみを感じることができるでしょう。
業種別のLINE公式アカウント活用例
LINE公式アカウントを導入することで、具体的にどのような業務改善ができるのか。 主要な7業種での活用事例を紹介します。
① 飲食店

おすすめの活用機能: ビジネスプロフィール、メッセージ配信、ショップカード
ビジネスプロフィールやメッセージ配信で、料理のジャンルを伝えたり、限定メニューの発売をお知らせすることができます。

たこ焼き屋えでん様の活用例
またショップカードの利用で来店のきっかけを自動で作ります。来店ごとにポイントを付与し、3回目、5回目のタイミングで自動的に、トッピング無料や500円OFFのクーポンを配信し、再来店を促します。
飲食店でのLINE導入事例はこちら(※事例内の予約機能はLステップの拡張機能です。)
② 美容室・サロン・クリニック

活用機能: ステップ配信、LINEチャット
リッチメニューに24時間予約ボタンを設置。1タップでホットペッパービューティーや自社予約システムに遷移するように設定し、トーク画面から予約へ誘導することが可能です。
また来店後にステップ配信を利用して、ヒゲ脱毛を行ったお友だちには全身脱毛をお勧めするなど、アップセルへ繋げる配信を行います。
クリニックでのLINE導入事例はこちら(※事例にあるLINE内での予約機能はLステップの拡張機能です。)
具体的な活用方法はこちら
③ アパレル・EC

活用機能: カードタイプメッセージ、リッチメッセージ
カードタイプメッセージを使用すると複数の商品を横並びで表示することができます。

フィットネスブランドを展開するstan(スタン)様の活用例
複数ある商品やジャンルをスライドさせて、商品を閲覧することができます。
写真を使用することで、より商品をイメージしやすい配信方法です。
カードそれぞれに、商品リンクやクーポンを設置することも可能で、1タップで設定したページへ誘導でき、サイト遷移率を高めます。
EC販売でのLINE導入事例はこちら(※事例記事内にある2ページに分かれたリッチメニューはLステップの拡張機能です。)
④ フィットネスジム

活用機能: ステップ配信、リサーチ
入会後、LINEを登録してもらい、初心者向けのフィットネス器具の使い方や自宅でできるストレッチ動画などのステップ配信を行います。

パーソナルジム ELEMENT 様 新店舗オープンのお知らせ配信
チャット機能を使用し、簡単な相談を受け付けることで、悩みを把握し個別サポートやパーソナルトレーニングのご紹介などアップセルへにつなげます。投票・アンケート機能を使用することで、よりニーズの高い出店地をリサーチすることも可能です。
フィットネスジムでのLINE導入事例はこちら(※事例記事内にあるアンケートを使用したセグメント配信はLステップの拡張機能です。)
⑤ 学習塾・スクール

活用機能: チャット、自動応答
欠席連絡をチャットで受付することも可能です。
月謝の支払い方法や持ち物、また無料体験についてなど、よくある質問には自動応答を設定し、スタッフの電話応対コストを大幅にカットします。
ダンススクールでのLINE導入事例はこちら(※事例記事内にある2ページに分かれたリッチメニューはLステップの拡張機能です。)
⑥ 不動産・住宅展示場
活用機能: LINE VOOM、ステップ配信
VOOMでルームツアー動画を公開し、興味を持った人に失敗しない家づくり講座をステップ配信。信頼関係が構築されたタイミングで、展示場への見学会予約を促します。
⑦ 採用・人事

活用機能: チャット、リッチメニュー
会社の理念や雰囲気がわかるよう社員インタビューを配信したり、リッチメニューに募集要項や福利厚生のリンクをまとめたりすることができます。

BALSA メンバー募集期間中の配信文一例
また入社までの不安や懸念点を払拭するためのサポートツールとして活用することも可能です。
採用に関するLINE導入事例はこちら(※事例記事内の回答フォームはLステップの拡張機能です。)
FAQ(よくある質問)
本記事で紹介した13の機能は、すべてLINE公式アカウント単体で利用可能です。まずは標準機能を使用してみましょう。
セグメント配信(絞り込み配信)の活用が有効です。
全員に一斉送信せず、ターゲットを絞って配信することで、通数を節約しながら再来店数やサイトへの遷移数を高められます。
来店や特定のキャンペーン申し込みなど、ユーザーのアクションを起点に、自動でステップ配信を開始させることが可能です。
営業時間内は有人で丁寧に、夜間や定休日は自動応答で即レスを行うハイブリッド運用が、顧客満足度の向上に繋がります。
まとめ
LINE公式アカウントは、単なる連絡ツールではありません。
全13の機能を組み合わせることで、集客や予約、またその後のアフターフォローまでを自動化できる強力なマーケティング基盤となります。
まずはビジネスプロフィールを整え、どれか1つの機能を設定してみてください。
LINEはあなたのビジネスに欠かせない効果的なツールになるでしょう。
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