アップデートされたLステップのAPI連携とは?外部システムとの双方向連携で自動化を加速させる方法

「外部ツールのデータをLステップに自動反映したい」
「AIの回答を顧客情報に記録したい」と考えていませんか?

これまではWebhookによる、Lステップから外部への一方通行な通知が限界でした。

しかし、2026年4月1日にリリースされた、外部サービスとの連携ができるAPIの提供により、外部からLステップを直接操作することが可能です。

そこで本記事では、

  • API連携の仕組みとWebhookとの違い
  • 具体的な活用シーン
  • 設定の流れと注意点 

を解説します。

【この記事を書いた人】 株式会社BALSA メディア編集部 Lステップ正規代理店として、累計100社以上の企業、300以上のLINE公式アカウントの導入・運用を支援。その実績に基づく“現場で使える情報”を発信しています。

API連携とは

まずはAPI連携の定義を確認しましょう。

API(Application Programming Interface)とは、異なるシステム同士をつなぐ機能です。

LステップのAPI連携を使えば、管理画面を開くことなく、外部システムからタグの付与や友だち情報の書き換えを自動で実行できます。

API連携

引用:Lステップ

Webhook転送との違い

Webhook転送とAPI連携では、データの流れる向きが異なります。

Webhook転送:Lステップ → 外部
LINE上での動きを外部へ知らせる出口の役割です。

一方でAPI連携:外部 → Lステップ
外部での処理結果をもとにLステップを動かす入り口の役割を担います。

API連携でできること

API連携を活用すると、Lステップの管理画面を開かずに、外部から以下の操作を自動実行できます。

タグの追加・削除

外部システム側のフラグを、Lステップのタグに即座に反映します。

  • ECサイト連携:特定商品の購入者に、購入済みタグを自動付与
  • 来店管理:POSレジの決済完了時に、来店済みタグへ更新
  • 属性の自動仕分け:外部の性格診断結果をもとに、適切なタイプ別タグを付与

友だち情報の更新

テキストや数値などの顧客データを、Lステップ内の友だち情報欄へ直接書き込みます。

  • 売上金額の同期:外部サイトでの累計購入金額をLステップに自動加算
  • AI回答の記録:ChatGPTが生成した個別の悩み回答を、顧客メモとして保存
  • 会員情報の連携:自社アプリで変更された住所や電話番号を自動同期

メッセージ送信

外部システムで起きたイベントをきっかけに、LINEメッセージを即時配信します。

  • サンクスメール:外部フォームからの資料請求直後に、お礼とURLを自動送信
  • リマインド通知:外部予約システムと連動し、前日に予約内容をLINEで通知
  • 発送連絡:物流システムの発送完了を検知し、追跡番号付きでメッセージ送信

シナリオ配信の操作

外部の動きに合わせて、ステップ配信の開始や停止をコントロールします。

  • 予約完了後の教育:予約が入った瞬間、当日までの期待値を高めるシナリオを開始
  • 成約後の停止:外部のCRMで「成約」になったユーザーの営業シナリオを自動停止
  • ランクアップ配信:会員ランクが上がった際に、特典案内のシナリオへ切り替え

この機能により、CSVで書き出してLステップにインポートする、といった手作業が必要だった業務が、すべてリアルタイムで自動化されます。

API連携を導入することで、ユーザーの今の状態に合わせた、より精度の高いアプローチが可能です。

API連携の具体的な活用イメージ3選

ChatGPTなどの生成AIとの連携

生成AIと連携することで、LINE公式アカウントを「高機能な自動相談窓口」へと進化させられます。
ユーザーから届いた悩みや質問は、一度外部のAIへ送られ、最適な回答文が生成されます。

この生成された回答を、APIを通じてLステップの友だち情報欄に自動で書き込み、同時にユーザーへ返信します。

スタッフが介在することなく24時間体制で個別回答が可能になります。
さらに、会話の内容が顧客データとして蓄積されるため、後日スタッフが履歴を確認して追客する際の手間も大幅に削減されます。

Shopify等のECサイトとの連携

Shopifyなどの外部ECサイトとLステップを連携させると、商品購入後のアフターフォローが自動化できます。

具体的には、外部ショップで商品の購入が完了した瞬間に、そのデータがLステップへ共有され、APIを通じて対象の友だちに、購入済みタグを付与し、購入した商品専用のサンクスメッセージや使い方ガイドを即座に配信します。

これまで手動で行っていた、購入リストのインポートやセグメント配信の設定が不要になり、ユーザーの熱量が最も高いタイミングで適切なフォローができるため、リピート率や満足度の向上に直結します。

スプレッドシートやCRMとの連携

スプレッドシートやSalesforceといった外部ツールを、Lステップのリモコンのように活用できます。

例えば、スプレッドシート上で顧客の会員ランクを更新すると、その変更がAPI経由でLステップ側のタグ情報にリアルタイムで反映されます。

管理画面を都度開く必要がなく、使い慣れたツールから一括で顧客情報を操作できるのが大きなメリットです。

また、外部システム側で管理している、次回の予約日や担当者名をLステップへ同期し、メッセージ内に自動挿入することも可能です。

情報の二重管理というストレスを解消し、常に最新のデータに基づいた正確なアプローチが実現します。

このようにAPI連携を活用することで、Lステップは単なる配信ツールを超え、ビジネス全体の自動化の核となります。

導入方法と料金

LステップでAPI連携を開始するための具体的な手順と、発生する費用について解説します。

API連携には申請が必要です。申請方法をご紹介します。

申請手順

  1. API連携は、プロプラン以上のオプション機能なので、Lステップのプロプラン以上の上位プランを契約している必要があります。
    下位プランをご利用中の場合は、プランアップの手続きから始めましょう。

  2. Lステップ管理画面のアカウント設定の中にある、利用プランを開きます。
    オプション一覧から、LINE Webhook転送+API連携を選択し、詳細画面から利用を申し込みます。
  3. 決済ページが表示されるので、利用申し込みを行います。

料金体系の詳細

API連携を利用するには、月額のオプション費用として、契約アカウントごとに費用が発生します。

1アカウント:11,000円(税込)
※この費用には、外部へ通知を送るWebhook転送機能の利用料も含まれています。

また、APIの呼び出し回数には、レート制限という上限が設けられています。
プロプランの場合は月間50,000回までといった制限があるため注意が必要です。

Lステップ公式ブログより:https://linestep.jp/2025/12/08/lstep_api/

まとめ

LステップのAPI連携は、外部システムとLステップを双方向につなぐ仕組みです。

手作業によるデータ移行を撤廃し、AIやECサイトと連動したリアルタイムで高度なマーケティングが実現できます。

通知から操作へ進化させることで、運用の自動化に役立てましょう。

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