
営業用と採用用、別々のアカウントでLINE運用している企業は少なくありません。
アカウントを分けることで役割が明確になる一方で、「管理が煩雑になる」「運用コストがかかる」といった課題を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、1つのLINEアカウントでBtoB受注と自社採用の両方を運用している、株式会社BALSAのLINE活用事例をご紹介します。
これまでの運用では以下の通り、受注・採用の両面で成果につながっています。
| 構築に関する問い合わせ数 | 約50件 |
| 受注額 | 1,000万円〜2,000万円 |
| 自社求人の応募者数 | 約50人 |
| 採用に至った人数 | 12人 |
本記事ではBALSA代表へのインタビューを通して、LINE運用の具体的な設計と成果をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【中川聖悟(しょうご)】
株式会社BALSA代表/Lステップ認定コンサルタント
LINE公式アカウントおよび、Lステップの構築・運用支援を基軸にしたマーケティング支援に従事。累計50社以上の企業LINE公式アカウントの立ち上げ運用に携わり、運用したアカウント数は累計200を超える。これまで担当した業種は、フィットネス、クリニック、学習塾、Webスクール、コンサルティング、ECなど、あらゆるジャンルでの運用に対応。
目次
LINEの主な運用目的は「BtoB受注」と「自社採用」の2軸
――本日はBALSAのLINE活用について伺いたいと思います。まず、LINEの主な運用目的をお聞かせいただけますか?

ショーゴ
大きく分けて2つあり、1つはBtoB向けの受注獲得(LINE構築・運用支援)、もう1つは自社の採用活動です。
ホームページやオウンドメディア、YouTube、Xなどを見て、弊社に興味持ってくださった方が気軽に問い合わせできる受け皿としてLINEを使っています。
――どのような構築をされているかお聞かせください。

ショーゴ
まずtoBの方からお話すると、登録直後には2つの入口を用意していて、1つは無料相談、もう1つは資料請求です。
流入経路がいくつかあり、場所によって訴求が異なるんですけど、例えばこちらだと最初にLINE登録いただいた目的を確認しています。

「LINEの構築を依頼したい」と回答した方には、無料カウンセリングのご案内が送られます。

「カウンセリングへ申し込む」をタップすると回答フォームが開きます。

回答フォームを送信いただくと通知が届くので、僕の方で内容を確認してご連絡を差し上げる流れです。
その他「LINE登録したらサービス資料をお渡しします」と訴求している導線から登録があった場合は、以下のメッセージが送られます。

ここは完全にリード獲得向けの導線ですね。顧客情報をまず入力していただいて、その上でサービス資料をお渡ししています。

ここも入力して送信いただいたら通知が飛ぶように設定しているので、通知が入ったらすぐにご連絡して、アポ取りをしています。
リッチメニューも、アンケートで必要事項に回答いただいたら表示される仕組みにしています。

まずは顧客情報を取得して、リスト化する流れがtoBのLINE運用では重要なので、情報を開放する前にリスト化することを心がけています。
なおリッチメニューには、LINE導入にあたって知りたいであろう情報や、お問い合わせの導線を入れました。
――toB向けには、どのような配信をされていますか?

ショーゴ
toBは今すぐ相談したい方もいれば、情報収集の段階だったり検討段階だったり、すぐのご相談ではない方も少なくありません。
そういった方には定期的に弊社の存在を思い出してもらうために、運用事例のご紹介やセミナーがある時は告知を、大体週に1回のペースで配信しています。
運用事例のご紹介

セミナーの告知

登録者の大体5〜10%ぐらいが、ずっと見てくれています。
――配信は、一斉配信で送るケースが多いですか?

ショーゴ
そうですね。特定の事業者様に絞って配信する場合もありますが、一斉配信で送るケースが1番多いです。
ただ、既存のクライアントさんは、僕から直接コミュニケーションを取る中でいろいろお伝えしていますので、除外するときもあります。このあたりがtoBの使い方ですね。
――BALSAはいろんな配信のパターンがあると思います。よく「配信ネタがない」という声を聞きますが、どのようにネタを考えているのでしょうか?

ショーゴ
配信ネタについてよく聞かれますが、いいものを送ろうって考えすぎなんじゃないかなと思います。あまり考えすぎないで、日常を送ってみるとかでも全然いいと思いますよ。

配信ネタがないとおっしゃる方は、配信文章を書くのが苦手な方も多い印象なので、Xでもブログでもいいので、文章書いて発信する習慣をつけてみるといいかもしれません。
――確かに、内容を考えすぎて送れないこともあります。ちなみに、開封率やブロック率はどのように考えていますか?

ショーゴ
開封率は、toB向けのアカウントであれば、20〜30%あればいいと思います。
60〜70%くらいあるアカウントもありますけど、それは相当ファン化されているアカウントなので、そういう数字を目安にする必要はありません。
ブロック率に関しては、30%超えていたらちょっと高いかなとは思いますけど、でもアカウントによりますね。例えば採用目的で運用しているアカウントであれば、採用が終わればブロックされるのが自然です。
ブロック率が高い=配信が悪いとは限らなくて、シンプルに自分に情報が必要なくなっただけの人もいます。
ブロックが嫌で配信をセーブする人もいますけど、配信が少なくてもブロックはされるので、ある程度長く登録してくれた人のブロックは仕方がないと思って、あまり気にせず運用した方がいいと思います。
問い合わせは50件|累計の受注額は1,000万円〜2,000万円
――toB向けLINEの運用成果をお聞かせいただけますか。

ショーゴ
これまでの運用で問い合わせは50件ほどありまして、累計の受注額は1,000〜2,000万円ぐらいです。
行政書士法人やピラティス事業を運営する企業など、さまざまな業種のLINE構築・運用支援につながっています。
――すごい成果につながっていますね。次に、採用ではどのような運用をされているかお聞かせいただけますか。

ショーゴ
リッチメニューに「BALSAで働く」というボタンがあるんですけど、そこをタップすると採用のご案内が流れるようになっています。


――LINE上で応募ができるようになっているのでしょうか?

ショーゴ
その通りです。採用のフォームもすべてLステップで作っているので、応募はLINEで完結します。

志望動機や自己PRなどの項目も作っているので、このフォームで十分選考できるんですよ。
- 応募フォームまで進んで離脱した人
- 応募したけど面談しなかった人
- 採用/不採用になった人
など、履歴はすべてタグ付けしています。また、複数回応募してくださる人もいるので、2回目、3回目と何回応募してくれたかもわかるようになっています。
トータルの応募人数は50人、そのうち12人が採用につながる
――採用の成果はいかがでしょうか。

ショーゴ
実は採用の方が成果が出ていまして、1回の募集で大体10〜15人ぐらい応募がきます。
これまでの運用で応募は50人ほどで、採用につながったのは12人です。BALSAメンバーの半分くらいはLINE経由で決まっているんですよ。
――採用媒体を使っても人手不足で困っている企業が多い中、メンバーの半分がダイレクト採用で決まってるってすごいですね。

ショーゴ
そうですね。最近になって弊社も採用媒体も使うようになりましたけど、それまでは採用のコストはゼロでした。
採用媒体を使うと、1人雇用しているのと同じくらい毎月コストがかかりますので、そういう意味ではかなり助かっています。
――なるほど。今後もまだまだ人材採用をしていく予定なんですね。

ショーゴ
――採用向けの運用で工夫したポイントなどはありますか?

ショーゴ
例えば、応募フォームに記載する内容を変更したり、ABテストをしてみたりしながら、どういう訴求だと反応がよいかを探っているところでしょうか。
あと「note」で会社名の由来を紹介したり、ディレクターの対談記事を出したりしているんですけど、そういった記事の配信も今年に入ってから始めました。


会社のことや、どういう人が社内にいるかわかった上で面談にきてもらえるので、入ってからの馴染み方とかコミットメントが高くなっていると感じています。
――BALSAのLINEはどなたが運用されているのでしょうか?

ショーゴ
私(代表・中川)が運用しています。
――今後はどのような運用を考えていますか?

ショーゴ
2026年はセミナーをたくさんやっていく予定なので、セミナーのご案内がかなり増えていくと思います。L-CASTも使って、オートウェビナーもやっていこうかなと思っているところです。
――本日はお時間をいただき、ありがとうございました。⇒LINE運用サービス説明資料の無料ダウンロードはこちら
まとめ
今回は弊社、株式会社BALSAのLINE活用事例をご紹介しました。
- 「自社あったLINEの活用方法を知りたい」
- 「LINE運用をプロに相談したい」
このような方は、250のアカウント運用実績を誇るBALSAにぜひお問い合わせください。
さまざまな業種や課題に対応してきた経験をもとに、最適なご提案をさせていただきます。








